最近の3冊

ポップアートのある部屋ポップア-トのある部屋 (講談社文庫)
12個のアメリカン・ポップアートをモチーフにした短編集。
好きな画家といえばミュシャロートレックセザンヌフェルメール
といったところで、ポップアートは嫌いでもないけど好きでもなかったから
この中に出てくる画家で知ってるのはウォーホールリキテンシュタインぐらい。
でもページをめくるたび鮮やかで元気な絵が飛び出してきて楽しい。
モチーフになった12個の絵のポストカードまで付いている。
活字の方もショートストーリーだけど語り手が同じ人なのがいい。
どの作品も刺激的なのにどこか哀愁があって、まさにポップアートな感じ。


●ABC殺人事件ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
クリスティの作品は「そして誰もいなくなった」しか読んだこと
がなかったから、何か他にも読んでみようと有名所を1つ。
でもそんなに面白くない・・・。
自分的には推理小説というジャンルは日本の物しか合ってるっぽい。


ゼロの焦点
最近ちょっとした流行り?な感じなので松本清張の物も1つ。
これもすごく評価が高いから読んでみた。
ABC殺人事件よりは面白い。でもやっぱり時代が違うからどうも自分の頭で想像がしにくい。
主人公がどんな格好をしてるのかとか、どんな顔だとか、いつも有名人に当てはめて読むけど、
どうしても古いからといって頭の中で着物で登場されて困る。