宇宙戦争

怖おもしろい!「またスピルバーグの大作・・・」だからって批判は出来ないと思う。
「宇宙からの侵略」なんていうものはたくさんある。
でもたくさんあるから、見飽きたから、とかって言ってもこれはおもしろい。
全編通して本当にハラハラするし、迫力もすごい。若干侵略者がマヌケな感じはするけど。


レイ(トム・クルーズ)とレイチェル(ダコタ・ファニング)がどっかのおじさんと一緒に
どっかの家の地下室に隠れて、侵略者の操る機械の触手から身を隠すシーンは、
正に「ジュラシック・パーク」の厨房で恐竜から身を隠すシーンと同じだっ!
オチも同じだ!と思ったけど、私的にはなんか同じパターンなのがうれしかった。
ジュラシック・パークは今でも大好きだし。同じだけどハラハラする。


別にアート系なミニシアターで上映される映画ばっかりが良くて、
いかにもハリウッド系な映画が悪いとは思えない(言ってるかは知らんが傾向はある・・・)
だって映画は本来「娯楽」なはず。
どの映画も観客に何かを訴えたかったり、楽しませたかったりして作ってるのであって、
アプローチの仕方はたくさんある。「宇宙戦争」は家族の愛がテーマだ。
この「ハリウッド的映画」、みんなが知ってる監督、出演者、ストーリーでもすごく楽しめたし、
切羽詰った状況になったときに自然と沸く家族の愛も十分感じられた。


明日は「アイランド」を観る予定。まぁ、こっちの方にしかだいぶ期待してるけど。