アメリカン・ギャングスター


監督リドリー・スコット、主演はデンゼル・ワシントンラッセル・クロウ
これだけでもなんだか骨太な感じの作品が予想できる。
映画館で観た予告がかなり良さそうだったので観てきたが、おもしろかった。
デンゼル・ワシントンは、ハーレムのボスの運転手から自分がボスにのし上がるギャング。
ラッセル・クロウは、法律家を目指して夜学に通い、正義感はあるが女癖の悪い警察官。
賄賂を受け取らないと、仲間の警察官からのけ者にされるというのはへぇーと思った。
大体みんな受け取っているから、「こいつは仲間を売るかも」ということで煙たがれるようだ。
ワシントン演ずるフランクは、それまでの麻薬の密輸ルートとは違う道を開拓。
ベトナム戦争のさなか、バンコクに駐在しているアメリカ兵の戦闘機を使って密輸。
麻薬を栽培している現地まで赴き一挙に買い付ける。商売は大成功し大金持ちになる。
家族に協力させて守りを固めるが、成功者ならではの危機に色々直面する。


150分程度と少し長く、もうちょっとコンパクトにできた気もするけど、おもしろかった!
今までラッセル・クロウは特に好きでもなかったけど、役柄もあってめちゃくちゃ格好良かった。