トゥモロー・ワールド


原題は「CHILDREN OF MEN」。
原題の方がずっと良かったと思うけど、変えたのは近未来感を出したかったからか?
とりあえず、かなり良かったこの映画。
「近未来」というキーワードはあまり関係なくて、純粋に「人間」の映画。
カメラワークは映画というよりは報道、ドキュメンタリー風な
臨場感がある手持ちカメラの映像がたくさん使われていた。
監督は「天国の口、終りの楽園。」のメキシコ人監督(だったと思う)アルフォンソ・キュアロン
に、最近ハリウッド映画も多いイギリス人俳優クライヴ・オーウェン主演。
舞台はイギリス、とにかく「イギリス映画」感たっぷり。ラストも。
すごく良かった。今年見た映画では1番。気に入ってた「Vフォー・ヴェンデッタ」を普通に抜く。

英ミステリ界の女王P・D・ジェイムズのベストセラー「人類の子供たち」を
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」「天国の口、終りの楽園。」の
アルフォンソ・キュアロン監督が映画化。
人類に子供が生まれなくなった西暦2027年。
目的もなく働いていた国家官僚のセオが、ある日突然、何者かによって拉致される。
セオを拉致したのはセオの元妻ジュリアンが率いる反政府組織で、
世界がひっくり返るような秘密を掴んでいた……。
2006年イギリス、アメリカ合作/1時間49分