ミリオンダラー・ベイビー

賞レースの主要部門をかさっらった話題作。見てきた。
前半はＫ.Ｏ.勝ちが気持ちいいボクシング映画。ヒラリー・スワンクの肉体は本当にすごい。
後半は趣が変わり、人と人との愛情、信頼、家族の間の溝。
全体を通して作品の持つエネルギーに圧倒され、約２時間１５分はあっという間。
純粋に格好いいなぁと思い、切なさに胸をうたれる。静かに奏でられるピアノの旋律が心に響く。
こんな映画は久しぶりかもしれない。
↓作品情報↓

ボクシングに夢を賭ける女性マギーは、ジムを経営する孤独なトレーナー、
フランキーに弟子入りを志願するが、「女はお断り」とすげなく追い返されてしまう。
そんな彼女に、フランキーの唯一の友で元ボクサーのスクラップが手を差し伸べる。
やがてマギーの真剣さに打たれ、フランキーはトレーナーを引き受ける。
彼の指導のもと、マギーはめきめきと腕をあげていき同時に2人の間には、
深い傷と苦しみを抱えながら生きてきた者同士の絆が芽生えていく。
連戦連勝を重ねるマギーは、100万ドルを賭けた世界タイトル・マッチに出場することに。
フランキーから贈られた緑のガウンを纏い、リングにあがる彼女はまだ知らなかった。
自分の前にどんな過酷な運命が立ちはだかっているのかを……。


監督： クリント・イーストウッド 
出演： クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン 
　　　　　　　　　　公式サイト→http://www.md-baby.jp/