オール・ザ・キングスメン

田舎の市の出納長から州知事へ。
主人公(ショーン・ペン)は正義感が強く、汚職や不正が許せない出納長。
票を割れさせて応援する候補に当選させようとする者のたくらみで、
いつの間にやら担がれて州知事選に出ることになる。
むちゃくちゃな、しかし貧しいものには願ってもないような内容の
政策を打ち上げて熱心に人々に語りかけ、見事に当選。
しかし、自分が上の立場になってみると、キレイごとばかりは言ってられなくなる。


ショーン・ペンはあまり好きじゃないというのも働いて、
最初の正義感のある主人公の時も、いまいち魅力を感じなかった。
政治的な駆け引きなどもそんなに面白味を感じることができず。
かなりの「ながら観」になってしまった。